提携米研究会 公開学習会 2020年3月8日(日)

提携米研究会 公開学習会 2020年3月8日(日)

 2018年に水田稲作の「減反政策」は終わりました。でも実際には各種補助金や制度などによって「減反」が行われており、主食用米から飼料用米や他作物への転換がすすみ、政策により多収穫米が推奨されています。全国的には、質より量への転換、環境保全型農業から農薬・化学肥料多投型の農業への後退も見られます。消費者はそういった現実を知らず、生産者も語る言葉を持ちません。世界的に広がる有機農業も日本では消費が伸びていません。農薬問題、遺伝子組み換えやバイオ編集といった技術のリスクなど社会的な課題もあります。米の消費が減少する中で、これからも自立的経営、環境に配慮し、質の高いおいしい米づくりができる道はどこにあるのか、それぞれの農家が自らの生業・暮らしに取り組みながら、考え続けています。
 そこで今回、提携米研究会の公開学習会として、京都大学人文科学研究所准教授(農業史) の藤原辰史さんを講師にして、「日本の農業と食を考える」と題し、現在の日本の稲作、有機農業、食のあり方と農のあり方について思うところを話していただきたいと考えています。
 かつて減反政策に対し、農家や農村の自立性を失わせると、敢然と立ち向かった専業稲作農家の黒瀬正が、日本の農政の問題を、自らの経験を通じて語り、その上で藤原さんのお話しと対話を行う予定です。

講師 
藤原辰史さん 京都大学人文科学研究所准教授(農業歴史学)
黒瀬正 秋田県大潟村専業米農家 提携米研究会共同代表


藤原辰史さん著書
「分解の哲学―腐敗と発酵をめぐる思考」(青土社 2019)
「食べるとはどういうことか: 世界の見方が変わる三つの質問」 (かんがえるタネ 2019)
「給食の歴史」 (岩波新書 2018)
「トラクターの世界史 - 人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち」 (中公新書 2017)
「戦争と農業」 (インターナショナル新書 2017)
「食べること考えること」 (共和国 2014)
「ナチス・ドイツの有機農業―「自然との共生」が生んだ「民族の絶滅」」(2012)
「稲の大東亜共栄圏―帝国日本の「緑の革命」 」(歴史文化ライブラリー 2012)
「カブラの冬―第一次世界大戦期ドイツの飢饉と民衆」 (レクチャー第一次世界大戦を考える 2011)

日時 2020年3月8日(日) 13:30~16:30

場所 宮島ビル3F遠忠食品会議室(東京都中央区日本橋蛎殻町1丁目30-10宮島ビル)
半蔵門線「水天宮前」6番出口より徒歩2分
日比谷線「人形町」A2出口より徒歩5分
都営浅草線「人形町」A3・A5出口より徒歩7分
東西線「茅場町」4-a出口より徒歩10分

会費 提携米研究会会員 無料 一般1000円
一般参加最大 30人(先着順)
申し込みサイト
https://kokucheese.com/event/index/588563/
からも申込みできます。(こくちーず)
問い合わせ
0308@teikeimai.net
電話では受け付けません。メールの場合、お名前、連絡先(電話かメール)、人数をお知らせください。
お問い合わせ 0467-27-1886(事務局はますかむすび)

スケジュール
13:00 開場
13:25 案内 挨拶
13:30 講演「減反政策とはなんだったのか」黒瀬正
14:15 講演「日本の農業と食を考える」藤原辰史
16:00 意見交換
16:30 終了