この秋の「汚染米問題」に関連して、米の生産、流通、輸入等の現状や課題を明らかにしようと緊急企画されたものです。
各執筆者が、それぞれの立場から、米の生産、流通、消費について解説と考えを述べています。
提携米研究会の牧下は、米流通等の現状を解説するとともに、着色粒など規格制度の問題点を指摘しました。
基本的な内容ばかりですが、今の米をめぐる状況をまとめてあります。
学習会などでご活用いただければ幸いです。
【目次と執筆者】
データから見る日本の米,世界の米 山本博史
米の複雑な旅路
――区分,流通,表示から考える 牧下圭貴
有機稲作という新たな可能性 舘野廣幸
酒蔵が米を作る理由 渡邉吉樹
和菓子と米消費拡大の夢 阿部淳也
岩波ブックレット「いま、日本の米に何が起きているのか」
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0094450/top.html