土壌管理のあり方に関する意見交換会が開催されている。
http://www.maff.go.jp/j/study/dozyo_kanri/
第1回目は、平成20年3月27日で、配付資料によると、環境保全を重視した農法への転換促進について土壌管理(たい肥等)についての課題整理、数値目標や技術指導についての方向性を出すことがねらいである。
検討事項は、
(1)たい肥の施用基準の明確化
(2)たい肥等有機物を施用した場合の減肥等に係る指導のあり方
(3)土づくり資材としてのたい肥の表示の適正化
(4)その他適切な土壌管理を行うための改善目標等の見直し
とされる。
また、環境保全型農業の目的に、地球温暖化防止、生物多様性保全が明確に位置づけられる。ことから、これにむけての施策でもある。
平成20年6月には、基準値案がとりまとめられる。
資料には、「農地土壌の現状と課題」として、水田土壌の現状等がまとめられており、水田土壌でのたい肥等の施用量の推移(減少傾向)、稲わらすき込み量の推移(近年微増)、土壌塩基組成や有効態リン酸含有量等のデータが図示されている。