都道府県別自給率について

都道府県別食料自給率(平成20年3月28日公表)
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/zikyu_10.html

農水省が都道府県別の自給率表を公開している。
カロリーベースで見てみると、
東京1%、大阪府2%、神奈川県3%と3都府県が1%台。
100%を超えているのは、北海道、青森、岩手、岩手、秋田、山形である。
もし、強力な自治権があり、食料危機が起きたら、困るのは都市の消費者で、困らないのは地方である。
食料自給率問題は、本質的に、都市の消費者の課題である。
実際には、食料危機が起きれば、生産者の販売権限は大いに制約されるのであるし、1993-04年の米パニックの例を見ても、生産者も大いに心を痛め、消費者に米を届けるために苦労している。共通の課題であることはいうまでもない。