農水省は、農業新技術2008を発表した。その中に、稲作については、「水稲栽培における地球温暖化への適応策」を取り上げ、
高温年でも品質の低下が少ない水稲品種「にこまる」
高温による胴割れ米の発生を軽減する栽培技術
を紹介している。
にこまるはヒノヒカリに変わる品種として提案。
胴割れ防止技術は、
・登熟初期の高気温を回避する移植時期の繰り下げ
・圃場内地温を下げる水管理(かけ流し)
・登熟期間の葉色が過度に低下しないような適切な追肥
を上げている。
農業新技術200X
http://www.s.affrc.go.jp/docs/new_technology.htm
なお、農林水産技術のホームページ
http://www.kanbou.maff.go.jp/www/gichou/
に、水稲の高温障害対策レポートや
稲関係のレポート
http://www.kanbou.maff.go.jp/www/gichou/link.htm#ine
が掲載されている。