加茂有機米生産組合・石附健一の考え
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加茂有機米生産組合・石附健一の考え

[ 2005年04月01日 加茂有機米生産組合 ]

(作成中・HPより引用)

今ある自然の環境を守ることです。この私達の住んでいる地球をいつまでも緑豊かに保つために、有機質肥料で稲を育てます。 化学肥料や農薬を使わない稲作りは大変です。堆肥を散布したり、雑草と戦わなければいけません。 そこで流した汗で私達自身の生活環境を守れると信じています。

食べ物は安全であることは当然です。また生産過程も環境に配慮した方法でなければいけません。 先ず大切なことは稲を育てる田を作ることです。田を作ると言う事は土を作ることです。微生物や菌が多く生息出来る土を作ります。 稲ワラを鍬込んだり、堆肥や有機質肥料を散布して藻が繁殖したり、菌が生息する力のある土を作ります。 病気や害虫に負けない強い稲を育てます。農薬を使えば簡単に病気や害虫を退治する事は出来ますが、それは私達の農業ではありません。 稲の苗を少なく植えて、1本1本の稲を太くして健康な稲を育てます。苗を少なく植えると稲が大きく育っても稲の間を風が通ります。 太くて風通しの良い稲は病気にならないし、虫にもやられません。太い稲から大きな穂が出来て、一粒一粒が大きくなり、 元気で美味しいお米が出来ます。 

反面、稲の本数が少ないので収量は平均で1俵から1.5俵少なくなります。 作業の中で一番大変なのが草取りです。 田植え後三週間位から機械式の除草機を使って草を退治します。2回機械除草を行った後に機械で取れなかった部分を手取り除草をします。 とてもつらい作業ですが、トンボやタニシやホタル達と、自然を共有できる田んぼに喜びを感じます。 7月と8月に取りきれなかった雑草が稲より大きくなるので、鎌を持ってたんぼに入り草取りをします。 除草剤を散布すれば草取りをする必要も無いのでしょうが、雑草だけを死滅させ、 稲だけを残すような除草剤を10アールに1KGから3KGもの量を散布すれば、環境に及ぼす影響は計り知れないものがあります。 6月の早朝に、手で草を取っていると、ヤゴ(トンボの幼虫)がたんぼから稲に登って一斉に羽化する光景を見ると、自然の神秘に感動し、 この自然のサイクルを人が壊してはいけないと思わされます。だから作業がつらくとも除草剤を散布しないで、草取りをします。

新潟県は越後平野のほぼ中央に位置する加茂市は、北陸の小京都とも言われる人口約3万人の、のどかな市です。 当組合は1988年に加茂市の農家3名で発足しました。1987年に出来た特別栽培米制度を利用して、有機栽培で育てたコシヒカリを、 直接消費者にお届けするために活動してきました。現在の組合員は52名で稲作専業農家、畑作や施設園芸との複合経営農家、一種兼業農家、 二種兼業農家で構成されています。経営規模は様々ですが、稲作にかける情熱は規模の大小に関係なく全員すばらしいものです。 生産者から直接消費者の皆様にお米をお届けする事により、生産者自身が農業に対して責任と自覚を持つようになりました。 顔の見えるお米と言えます。


 栽培については、加茂有機米生産組合の独自の栽培マニュアルに基づき、全員がその栽培マニュアルに沿って栽培しています。また、 組合主催の稲作勉強会にも熱心に参加し技術や知識を常に向上させています。また、 これらの習得した技術や知識を発展途上国に伝える努力も盛んに行っています。

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