2004年・提携米産地確認会 東北産地確認会
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2004年・提携米産地確認会 東北産地確認会

[ 2004年12月31日 県民生協やまゆり ]

 ■04年夏 提携米理事会で
(坪井英子 県民生協やまゆり)



台風15号の襲来は、日本海側の提携米産地を一部とても厳しい状況に陥れたと知らされました。 その直後の産地確認会と理事会に出席しました。
 9月4日、秋田空港に降り立ち、新潟から山形の産地確認を終えられた牧下さんと前川さんに迎えに来ていただいた時の会話。
「田圃の様子は如何ですか?」の問いに
「信じられないような光景です」とのお返事。
 お二人の次の言葉は「挨拶をして笑えるのは、今だけですよ」
 同じ飛行機で到着した大地の野田さんと合流してから、理事会会場の山本町まで高速道路沿いに見る景色はまるで秋の紅葉風景。 針葉樹のスギが山の斜面を茶色に変え、稲の色は風の通った後、模様を描いた様に白っぽい黄金色、大潟村の一部を見渡せるパーキングからは、 茶色に変色した街路樹。 どれも季節を間違えたような異様な光景でした。
  理事会は山本町森岳温泉「ゆうばる」で開かれました。やまゆりの黒豆の生産者でもある土橋さんご夫妻が用意して下さった「ナスの漬け物」 「梨」をつまみながら、各産地の状況を聞きました。
 稲は見た目はきれいだけれども「コンテナに実が貯まらない」、 腰を痛めて除草剤を使用せざるをえなかったという生産者のお話は新潟の石附さんから。
 庄内協同ファーム斉藤さんは、海岸に近い田が白穂の被害が酷く、一緒に出席された野口さんの田も例外ではなかったこと。
 遊佐町の尾形さんご夫妻は、15号の台風襲来までは今まで経験した中では最も穂が揃い、素晴らしい出来映えの田圃が白く変色し、 そんな田を見るのも辛いと。
 大潟村の黒瀬さんは塩害の状況を分析して「茶米もありどの程度食べられるか、味も判らない」と収穫量減の他にも、 まだ問題があることを説明されました。
 山本町の土橋さんは「米作りをやって最高の出来だった」と15号襲来までを振り返られました。

 今年の台風はそのどれもが各地に被害をもたらし、
 自然の脅威をまざまざと見せつけました。
 一年に一度だけ収穫する米に、どれほどの夢や期待と共にさまざまな思いが込められているかを考えると、 生産者の皆さんがこうして語られる言葉は幾重にも重く、「来年こそはよい実りを」と願わずにはいられません。
 黄金色に実った穂が頭を垂れて、秋の陽射しに揺れる光景を生産者とともに。
 やまゆりの組合員には、収穫された米「一粒への生産者の思い」を伝えなければ。

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