遊農くらぶ
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2006年確認会 遊農くらぶ

[ 2006年09月11日 ]

遊農くらぶ(山形県遊佐町)

訪問者:橋本明子、牧下圭貴

 8月28日に訪問しました。鳥海山の麓、遊佐町も8月に好天が続き、 それまでの天候不順による遅れがここにきて回復しているようです。畑作は、8月になって雨が降っておらず、そろそろ雨が欲しいところですが、 平年の稲は3、4日遅れまで回復しています。

※確認会では、ほ場だけ確認した方もいますが、ここではお会いした方だけを掲載します。

(尾形修一郎さん、なつさん)
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 無農薬のコシヒカリと除草剤1回のひとめぼれを栽培しています。無農薬のコシヒカリは、 マガモを入れて除草しますが、 毎年最初の数日は夜通しつきっきりで田んぼにいます。鳥海山の麓だけあって、ハクビシン、タヌキ、 キツネなど、 まだちいさなマガモを狙う動物が多いからです。さらに、最近はトンビも増えたといいます。 今年はマガモが少しかたまってしまい、 その場所で稲がつぶされたそうです。元肥は、秋に入れ、1回耕起しておきます。 春に代かきして田植えです。 ヒエ取りにはほとんどはいらずにすんでいるとのことです。
 近隣の農薬飛散防止についてうかがったところ、ラジコンヘリによる防除が中心になり、 その際には飛散防止をするよう指導がされているとのことでした。

(土門忠男さん、正昭さん)
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ひとめぼれ、ササニシキ、コシヒカリを、無農薬または除草剤1回の減農薬栽培しています。 無農薬栽培は機械除草が中心ですが、 それだけでは抑草できないため、手取り除草が中心になります。今日はヒエ取りの真っ最中で、 軽トラックいっぱいにヒエが積まれていました。 ヒエ取りは、10日以上続きます。
 ヒエを除くと、稲のできは順調です。

(高橋修二さん、 せつ子さん)
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牛の肥育を営んでいる高橋さんのところでは、 牛ふんともみ殻を合わせた良質のたい肥が副産物として生産され、人気を博しています。 山手の方にある高橋さんの田んぼは、 7月までずいぶん遅れ気味でしたが、水を落とさずにいたところ生育が進んで、 8月20日頃には穂が出そろったといいます。 稲姿も揃っていて、作柄が期待されます。

2005年確認会報告 遊農くらぶ

[ 2005年12月31日 ]

■遊農くらぶ(山形県遊佐町)
橋本、坪井、前川、加藤、榑林、牧下

 昨年から隣接する平田町を中心に新しい生産者が加入した遊農くらぶですが、昨年は、遊佐町が壊滅的な台風被害のため、 その対応に追われ、新しい生産者を訪問することができませんでした。8月31日に訪問。今年は順調な稲の仕上がりです。 代表の尾形修一郎さん、なつさんは、枝豆の収穫に追われていましたが、新しい生産者の田んぼを案内していただきました。
 いずれも肥料や栽培方法を統一して除草剤1回の減農薬栽培を行っています。

111 (前田仁志さん、修子さん)
 平田町の前田さんは、畜産(肥育牛)と稲、大豆の専業農家で、田んぼの規模拡大をしながら、コシヒカリ、 ひとめぼれの減農薬栽培にも取り組んでいます。品種を作り分けることで、作業を分散しています。肥料は、 自家製の牛ふんともみがらのたい肥を中心に、共通する肥料である鮭と米ぬかでつくった鮭パワーとに、牡蠣殻などをあわせたもので、 除草剤1回の栽培です。除草剤1回の田んぼでは、後半ヒエが出るため牛の世話の合間をぬって手取り作業を3回入ったとのことです。※ 写真左は代表の尾形さん、右が前田修子さん



(阿部広志さん)
 平田町の阿部広志さんも、畜産(肥育牛)の生産者で、前田さんと同様に自作のたい肥を中心に共通する肥料設計で無化学肥料、減農薬栽培 (除草剤1回)の栽培をしています。品種はひとめぼれです。この日は別の会合のためお会いできず、田んぼだけを拝見しました。

112 (齋藤良之さん)
 平田町の齋藤良之さんは、コシヒカリの無農薬栽培とササニシキの減農薬(除草剤1回)栽培に取り組んでいます。 無農薬の田んぼには機械除草で2回、手取り除草で1回入りました。ヒエだけでなくコナギも手で取ったとのことです。齋藤さんは、 庄内柿なども生産しています。※写真右が斎藤良之さん







(高橋修二さん)
 従来メンバーである畜産(肥育牛)を営んでいる高橋さんも不在でした。ひとめぼれの除草剤1回、自作たい肥中心の共通する肥料設計です。 毎年拝見する田んぼに行きましたが、今年は順調なようです。草のオモダカが特徴的に多く出ていました。尾形さんの要請で、 試験的に植物から抽出した有機資材を使用してみたところ、対象する使用していない田んぼに比べて明らかに稲が丈夫で実入りもよい状態でした。 しかし、尾形さんいわく「資材が高すぎるからなあ」と、効果には驚きながらも実用はできないとちょっと残念そうでした。
 別の方ですが、近隣で飼料米を栽培されており、すでに収穫されていました。稲わらと若い稲穂ごと飼料として使用するそうです。


113 (石垣芳光さん)
 遊佐町の石垣芳光さんも新しいメンバーです。尾形さんよりもさらに海に近いため、 昨年は本当にひどい台風の風と塩分による被害を受けました。石垣さんは、牛ふんともみ殻のたい肥を中心に共通の肥料を使用しています。 はえぬきは無農薬で米ぬかによる抑草、ひとめぼれとササニシキは除草剤1回の減農薬栽培です。無農薬のほうは、機械除草(手押し動力) を2回、さらに手取り除草を行っています。ササニシキを長年つくっている石垣さんは、「かつてのササニシキ最盛期に比べて気温が高くなり、 10日ぐらいは収穫までが早くなっている」と話していました。ササニシキは気温に敏感なため、だんだん作りにくくなっているようです。 石垣さんによると、減農薬や無農薬の田んぼにはイナゴがたくさんいて、朝夕はそれを狙ってツバメが多く飛んでいるので、どれが減農薬、 無農薬なのかはすぐに分かるそうです。※写真右が石垣芳光さん

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(土門忠男さん)
 遊佐町の土門忠男さんは、コシヒカリをアイガモで、ヒトメボレを無農薬の機械除草で、ササニシキを除草剤1回で栽培しています。また、 土門さんは畜産農家ではなく、発酵鶏糞、鮭パワーなどを中心に肥料にしています。田んぼでは、 一昨年から農業を継いでいる正昭さんがひとり畦の草刈りをしていました。ヒトメボレは機械除草2回、手取りが1回です。土門さんも、 尾形さんとほぼ同じ地帯に田んぼがあり、昨年はひどい被害を受けましたが、今年は順調で美しい稲姿になっています。豊作が期待できそうです。
※写真右が土門正昭さん

115 (尾形修一郎さん、なつさん)
 遊農くらぶの代表で、遊佐町の尾形修一郎さんは、コシヒカリの無農薬栽培を行っています。尾形さんは、自らも参加する鮭のふ化、 放流事業で戻ってきた鮭を採取する際に取れる鮭を米ぬかとともに肥料化する鮭パワーを共同で開発しています。 その鮭パワーを中心に牡蠣殻なども使った少なめの肥料で健康な稲作りに取り組んでいます。育苗はプール育苗、カモを使った除草が中心です。 カモは、マガモです。マガモは神経質なところがあるため、本当はアイガモにしたいそうですが、どこもアイガモは引き合いが多いため、 なかなか安定して入手できないとか。カモは反10羽いれ、最初の1週間は昼夜を問わずつきっきりで一緒に田んぼにいます。 外敵からカモを守り、カモが安心して田んぼで除草に励んでもらうためには、最初の1週間が大切だと尾形さん。 植える株数も少なくしてカモの動きをよくしています。昨年は、台風の塩害でつらい秋を迎えましたが、 今年は美しい稲姿で尾形さんも満足そうです。やはり今年は蒸し暑く、そのため少しモンガレ病が出ていますが、 このままいけば豊作が期待できそうです。

 

遊農くらぶの栽培方針

[ 2005年04月01日 ]

稲作内容
コシヒカリ
ひとめぼれ
はえぬき
 
米づくりの特徴や栽培の概要
農薬や化学肥料に頼らず、できるだけ自然に近い米づくりに取り組んでいます。
 
土づくりや施肥の内容
堆肥、ぼかし肥等、の有機肥料を使用しております。
 
病害虫対策の内容
病気が出ないように育苗の段階で、プール管理で水による対策をしています。
無農薬栽培では、アイガモや鯉が害虫を食べます。
 
除草対策の内容
無農薬栽培の場合は、アイガモや鯉が除草発生を防いでいます。
除草剤1回の栽培もあります

遊農くらぶ・尾形修一郎の考え

[ 2005年04月01日 ]

農薬や化学肥料に頼らず、できるだけ自然に近い米づくりに取り組んでいます。

遊農くらぶ 自己紹介

[ 2005年04月01日 ]

遊農くらぶ

代表 尾形修一郎(おがた しゅういちろう)
メンバー戸数 7戸
住所 山形県飽海郡遊佐町

だだ茶豆栽培、鮭の人工ふ化事業、ブナ植え、リサイクル石けんづくりなど、遊農くらぶのメンバーは、 仲良く楽しみながら活動しています。

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