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遺伝子組み換え排除と玄米フレーク開発

[ 2004年05月09日 レポートに戻る ]

奈良よつば牛乳を飲む会が、提携米の生産者・ライスロッヂ大潟・黒瀬農舎の無農薬米を使用した玄米フレークを開発しました。 そのきっかけなどについてお聞きしました。
 2003年のシュマイザーさん訪日講演は、遺伝子組み換え作物を一度植えてしまうと、遺伝子汚染が広く発生し、 同種の作物や有機農業にとって深刻な打撃を受けることがあらためて明らかになりました。
 近年、コーンフレークなどのシリアルを食べる人が多く、市場ではさまざまな商品が開発されています。しかし、 そのほとんどは食品添加物が多く含まれています。オーガニックのコーンフレークなども登場していますが、原料のトウモロコシは輸入品です。また、 日本の遺伝子組み換え表示制度のなかで、コーンフレークは醤油や食用油とともに表示義務がないままになっています。
 そこで、国内の遺伝子組み換え栽培をくいとめ、遺伝子組み換えでないことが確実な、 国産コーンフレークなどのシリアルを開発したいと思っていました。もちろん、会員さんからの要望も多くありましたが、やはり開発のきっかけは、 シュマイザーさんの講演です。
 しかし、コーンフレークの場合、コーンを外皮(コーングリッツ)と白い中身の粉(コーンミール、コーンフラワー) に分ける工程の工場が別にあり、生産ロットが大きく、まとまった国産トウモロコシを生産することもなかなか難しい状況にあります。
 そこで、北海道でシリアルを製造している日本食品製造さんと相談し、まずはそのまま加工できる玄米フレークをつくろうという話になりました。
 シリアルにはコーンフレークや玄米フレークなどがあります。同社は、北海道産にこだわって、大麦、小麦、オーツ麦、 玄米などのフレーク類も製造しており、私たちの思いを聞いて、原料持ち込み、無添加での加工製造を快諾していただきました。
 玄米フレークというと、圧力で米をはぜさせたいわゆる「ぽん菓子」を思いますが、玄米フレークの加工はもっとおおがかりです。 水につけた玄米を蒸して平たくし、乾燥焙煎して完成します。
 原材料玄米だけのプレーンタイプですので、牛乳と砂糖をかけてふつうのシリアルのように食べたり、即席の玄米粥にしたりと応用がききます。
 まだ、試験段階ですが、反応は上々です。

聞き取り:提携米ネットワーク 牧下圭貴


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