【開発中止】 低グルテリン「コシヒカリ」
低グルテリン「コシヒカリ」
オリノバ
一般ほ場栽培(2000年)
オリノバは、JT(日本たばこ産業)、シンジェンダ(旧ゼネカ)の合弁会社、
旧日本たばこ産業の遺伝育種研究所である。かつては、タバコをはじめ様々な品種開発を行ってきたが、商業用としては現在イネに特化している。
低グルテリン米は、酒造用として開発されたが、あわせて、低タンパク食事療法用、良食味米としても考えられている。当初、
月の光などで開発をしていた。市場性がないため、この月の光らは凍結。コシヒカリ4系列を97年に閉鎖温室実験、98年に非閉鎖温室実験、
99年に隔離ほ場試験に進める。そのうち、KA130とされるコシヒカリが2000年に一般ほ場栽培。
食品として厚生省に申請されそうな品種のひとつ。
時事情報
- タンパク質のグルテリンを通常の4分の1に抑えた、酒米、低タンパク食事療法向けの「コシヒカリ」を通常のほ場で試験栽培する。 アグロバクテリウム法により、グルテリンを作る遺伝子の抑制遺伝子を組み込んだもの。秋に成分分析や特性評価を行う。 (00.4.29日経)
- 5月下旬に300平方メートルを作付け、9月末までに全部の水田で収穫し、重量、成分などを調べる。酒にもする。 2001年も栽培し、データを集めて、販売認可を厚生省に申請する見込み。(00.9.20日経産業)
- オリノバの久保友明社長、研究者は、2000年12月、本社研究棟で試食を行った。今春も静岡県豊田町の同社水田で栽培し、 安全性データを集めたいとしている。(朝日新聞01.3.23)
[ 2005年05月05日 | GMイネ品種情報 ]