遺伝子組み換えイネ監視市民センター
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【開発中止】 低グルテリン「月の光」(「アキヒカリ」)

低グルテリン「月の光」(「アキヒカリ」)

JT(日本たばこ産業)遺伝育種研究所→オリノバ

アキヒカリ…隔離ほ場栽培(94年)で中断
月の光(2系列)…一般ほ場栽培(98年)
 商品化中止と考えられる
オリノバは、JT(日本たばこ産業)、シンジェンダ(旧ゼネカ)の合弁会社、旧日本たばこ産業の遺伝育種研究所である。かつては、 タバコをはじめ様々な品種開発を行ってきたが、商業用としては現在イネに特化している。
低グルテリン米は、酒造用として開発されたが、あわせて、低タンパク食事療法用、良食味米としても考えられている。低グルテリン 「アキヒカリ」は、94年に隔離ほ場試験をしたところで中止されている。月の光は2系列で、97年に隔離ほ場栽培、 98年には一般ほ場栽培が可能になる。しかし、厚生省への食品としての安全性審査申請はされていない。市場性がないため、 この月の光らは凍結され、低グルテリン「コシヒカリ」での商品化を目指すものと見られる。

時事情報

  • 非閉鎖系の施設内栽培実験を終え、97年から野外隔離ほ場での栽培実験を開始する方針。(96.12.2日経産業)
  • 農水省、97年6月24日に隔離ほ場での栽培試験を認める。(97.6.25日刊工業)
  • 来年には一般ほ場試験を行い、順調ならば2001年頃には商品化する計画。隔離ほ場の栽培面積は約66平方メートル。 (97.6.25日経産業)
  • 97年7月上旬から隔離ほ場での栽培試験を開始。JTがイネの組み換え体を隔離ほ場試験するのは初めて。 (97.6.26日本工業)
  • アンチセンス遺伝子を組み込み、タンパク質グルテリンを低減させることで、酒米などに使用するコメを開発、 97年夏より野外での隔離ほ場試験に入る。(97.9.29静岡)
  • 98年春に開放系への移行申請を農水省に行い、栽培データをもとに、98年秋に食品安全性審査申請を厚生省に行う方針。 (97.12.17化学工業日報)
  • 5月11日に農水省の指針適合を受けて5月中旬から一般ほ場栽培試験をはじめる。2000年の商品化を目指す。 (98.5.12日刊工業、98.5.13日本農業)
  • JTは組み換え「月の光」を一般ほ場栽培試験しはじめた。なお、JT育種研究所、三重県農業技術センター、 農水省農業研究センターで実施される。(98.6.9日経流通)
  • 商品化は難しいとして研究を停止している。(00.5.1日経産業)

[ 2005年05月05日 | GMイネ品種情報 ]


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