短針 2003.09.06 厚生労働省、花粉症予防イネ承認に否定的
●厚生労働省、
花粉症予防イネ承認に否定的
読売新聞03年9月6日付けインターネット版によると、
農水省外郭の独立行政法人農業生物資源研究所が中心となって開発している花粉症予防イネは、
スギ花粉症アレルギーを減感作させるためにアレルギー原因物質を少量含むコメを遺伝子組み換えによって作り出したものである。
これに対し、厚生労働省は、組み込んだ遺伝子がすでに知られているアレルギー原因物質の遺伝子と同様のものであるならば、
食品としては認められないとの立場を示した。流通段階での混入や栽培時の交配により花粉症ではない人が食べる可能性もあるため、
同記事は「『治療効果を持たせるためとはいえ、あえてアレルギーの原因となる物質を入れている食品が認められるわけがない。
国際的な遺伝子組み換え食品の安全基準にも合わない』と同省新開発食品保健対策室は説明した」と伝えている。一方、
記事によると農水省や農業生物資源研究所側は、社会に有用であり研究は進めるとしている。
[ 2005年05月05日 | レポート ]