遺伝子組み換えイネ監視市民センター
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短針 2002.9.13 マーカー遺伝子に除草剤耐性イネ遺伝子

●マーカー遺伝子に除草剤耐性イネ遺伝子

農業技術研究機構中央農業総合研究センター、農業生物資源研究所、クミアイ化学工業株式会社は共同で、 突然変異イネ由来の除草剤耐性をもつ遺伝子と、カルスでのみ遺伝子を発現させるプロモーターによる、 組み換え体の選別マーカーとするを実現した。従来は主に抗生物質耐性を選別マーカーとしていた。イネ以外にも使用できる。
クミアイ化学工業(株)の除草剤ビスピリバックナトリウム塩(ノミニー、グラスショート)は、 イネなどが持つアセト乳酸合成酵素の活性を阻害するものだが、突然変異により耐性を持った同酵素の遺伝子を選抜した。
プレスリリースでは、「抗生物質耐性遺伝子はバクテリアに由来するものが多く、環境への拡散や、 作出された組換え体の食品素材としての安全性に対する消費者の懸念もあり、組換え体の受容と普及に当たっての障害になってきている。 こうした組換え体の安全性に対する社会的な動きを受けて、消費者により受け入れられやすい、安全性に十分に配慮した組換え体の選抜技術」 を開発したとしている。あわせて、特許問題の回避の側面もある。
プレスリリースによれば、カルスでのみ発現するため、 現在の遺伝子組み換え作物のようにマーカー遺伝子の抗生物質耐性が可食部に発現するなどの問題がなくなるとしている。
http://www.nias.affrc.go.jp/pressrelease/2002/20020823.html (農業生物資源研究所プレスリリース)
http://narc.naro.affrc.go.jp/chousei/shiryou/press/ineyurai/ineyurai.htm (中央農業総合研究センタープレスリリース)
http://www.kumiai-chem.co.jp/(クミアイ化学工業)

 

[ 2005年05月05日 | レポート ]


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