遺伝子組み換えイネ監視市民センター
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花粉症緩和イネの試験栽培が茨城県つくば市の広い面積で行われる [ 2007年06月01日]

花粉症緩和イネについて、「伝子組換え生物等の第一種使用規程の承認申請」が出されている。それによると、 茨城県つくば市の2研究施設内開放ほ場にて、栽培が行われるという。

独・農業・食品産業総合研究機構と独・農業生物資源研究所のほ場で今回は1トンの玄米栽培を行うとしている。また、精米まで行う。 安全性に係る試験を行うとしている。

繰り返しになるが、そもそも本組み換えイネは、アレルゲンとなるペプチドを組み込んでいる。人やマウスに対しての有害性は低い (アレルゲンの可能性は低い)としているが、考えられないわけではない。
また、厚生労働省も、医薬品に位置づけられるものとの認識を示しており、厳重な管理下に置いて試験すべき性質のものであり、 開放系で栽培する性質のものではないはずだ。
今回の申請は、カルタヘナ法に基づく、生物多様性に係るものであるから、この点での評価はされない。
市民の監視と社会的な確認、疑問提起が必要である。

http://www.maff.go.jp/www/public/cont/20070515seisaku_1b.pdf
スギ花粉ペプチド含有イネ(7Crp, Oryza sativa L.)(7Crp#10)の生物多様性影響評価書の概要
http://www.maff.go.jp/www/public/cont/20070515seisaku_1c.pdf

 

新潟のGMイネ実験中止を求める署名のお願い [ 2006年05月11日]

新潟のGMイネ実験中止を求める署名のお願い

「食政策センター・ビジョン21」主宰の安田節子さんからのよびかけです。
http://www.yasudasetsuko.com/index.html


農水省の傘下、独立行政法人北陸研究センターは昨年に続いて今年もGMイネの野外栽培試験を予定しています。
田植えは7月20日と発表されました。

GMイネが常時作り出す抗菌蛋白ディフェンシンが耐性菌を作り出すと専門家から指摘され、人への影響も強く危惧されています。 この杜撰で危険な実験(田植え)をなんとしても中止させなければなりません。

(詳しくは「禁断の科学裁判」サイトhttp://ine-saiban.com/をご覧ください)

「新潟県の米と自然を守る連絡会」は実験中止を求める署名活動を呼びかけます。
転載して広めてくださるようお願いします。

提出先    北陸研究センター
署名内容   http://www.yasudasetsuko.com/diary/2006_05.html#03
            (安田節子さんのホームページ)
期  間   5月1日~6月末日

第1次集約  5月31日
第2次集約  6月30日
最終集約   7月15日

署名送り先:
〒950-1125
新潟市流通1-5-3  総合生協物流センター内
新潟県の米と自然を守る連絡会
TEL 025-260-0048
FAX 025-260-3265
E-mail:kkuribay@nscoop.jp
(スパム防止のため、全角にしてあります)

2006年4月21日(金)遺伝子組み換えイネ 学習会 [ 2006年04月03日]

遺伝子組み換えイネ 学習会

 まだイネを食べても安心か、それとももう最後の晩餐会は間近か?―― 近年の大規模食品事故の教訓から遺伝子組換え実験の安全性を問い直す

 

近年、社会衛生の素晴らしい向上とは裏腹に、O157食中毒やBSE(狂牛病)や鳥インフルエンザなどの大規模食品事故・ 深刻な生物災害が続発しています。このような食品事故・生物災害は、たまたま自然発生的に生じたものではなく、 人為的な操作が引き金となって発生した可能性が極めて高いものです。


他方で、遺伝子組換え技術は「あらゆる生物的障害や境界をこえて遺伝子を移転させる、人間の歴史上前例のない技術上の力業」であり、 これまでの機械的な技術とは本質的に異なります。つまり、遺伝子が作り出すタンパク質は、 ゲノム中の他の遺伝子が作り出すタンパク質と相互作用することによってその機能を発揮しますが、 遺伝子組換え技術により外部から組み込まれた新しい遺伝子が作り出すタンパク質がもたらす前述の相互作用をすべて予見することは不可能であり、 それゆえ、この相互作用中に新たな問題をもたらすことがあるのは十分に考えられるからです。


また、ゲノムは本来、全体としてひとつの動的な平衡状態をとって個体(イネの場合であれば、イネ一株のこと)をつかさどりますが、その一部 (の遺伝子)が人為的に組み換えられることによって、部分的にせよ平衡状態が破られると、全体はその不均衡を回復しようとします。 このとき個体に対して生じるかもしれない害作用をあらかじめ予想することは殆ど不可能です。


その遺伝子組換え技術を使ったGMイネの野外実験が、新潟県の北陸研究センターで、昨年に続き今年も予定されています。このGMイネは、 カラシナの遺伝子をイネに組み込み、ディフェンシンという殺菌作用を持つタンパク質を作り出し、 いもち病などイネの病原菌を殺菌しようというものですが、他方で、 ディフェンシンという殺菌作用を持つタンパク質がイネにどのような害作用を及ぼすおそれがあるのかどうか、 いまだにその安全性は確認されておらず(北陸研究センターは、ディフェンシンはイネの食用部分では「通常」 作られないから心配ないとしか言いません)、さらに、具体的な問題として、遺伝子組換えにより抗菌タンパク質を常に作り続けることから、 この抗菌タンパク質で死なない新たな菌=耐性菌の出現が強く懸念されています。


今回の遺伝子組換えの実験で作り出すディフェンシンは、植物のみならず、広く昆虫、動物、 ヒトが病原菌から身を守るために作り出している抗菌たんぱく質の一種です。そこで、今回の実験により耐性菌が出現した場合、それは、 植物のみならず、昆虫、動物、 ヒトが病原菌から身を守るために作り出している抗菌たんぱく質=ディフェンシンが効かなくなる耐性菌である可能性があります。そのために、 この問題を知った国内のみならず世界中の研究者・専門家が警鐘を鳴らす声をあげています。


にもかかわらず、つい先ごろも、北陸研究センターは日本育種学会の発表の場で、あくまでも「耐性菌は出ない」という前提で、 この問題は一切検討していない旨を発言しました。
確かに、現在のところ、耐性菌出現による被害の(事実は不明ですが)その報告はありません。しかし、 耐性菌が出現し被害発生が報告されたときには、それは回復不可能な被害をヒトと生態系全体に及ぼすおそれがあります。それはついこの間、 O157食中毒やBSE(狂牛病)や鳥インフルエンザなどで私たちが痛切な体験をしてきたことです。
にもかかわらず、また性懲りもなく、同じ過ちを犯そうしているのではないでしょうか。


これまで私たちは、いつも被害が発生してからその対策を考えてきました。しかし、今、私たちに突き付けられている課題とは、 生物災害の発生の可能性が予見できるとき、今までのように手をこまねいていていいのか、よくないのなら、 ではこれとどう取り組むべきかということです。生物災害のリスクとどう向き合うべきか、という最先端の課題について、 狂牛病のリスクについて積極的な発言を続ける分子生物学者の福岡伸一さんから、お話を伺います。


演題  まだイネを食べても安心か、それとももう最後の晩餐会は間近か?―― 近年の大規模食品事故の教訓から遺伝子組換え実験の安全性を問い直す(仮題)


日 時:2006年4月21日(金)午後3:00~5:00 
場 所:飯田橋セントラルプラザ 16階 A会議室

     (JR飯田橋駅北側ビル、東西線、有楽町線飯田橋駅直通)

講 師:福岡伸一さん(青山学院大学化学・生命科学科教授)

著書:「もう牛を食べても安心か」(文春新書)、
「プリオン説はほんとうか?」 講談社 (ブル-バックス ) 他

参加費:1000円

問合先:遺伝子組み換えイネ裁判支援ネット事務局
TEL/FAX 045-962-0508  Eメール vision21@ps.catv.ne.jp

 


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