遺伝子組み換えイネ監視市民センター
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花粉症緩和イネの試験栽培が茨城県つくば市で行われる [ 2007年06月01日]

花粉症緩和イネについて、「伝子組換え生物等の第一種使用規程の承認申請」が出されている。それによると、 茨城県つくば市の2研究施設内ほ場にて、栽培が行われるという。

独・農業・食品産業総合研究機構と独・農業生物資源研究所のほ場で今回は1トンの玄米栽培を行うとしている。また、精米まで行う。 安全性に係る試験を行うとしている。

繰り返しになるが、そもそも本組み換えイネは、アレルゲンとなるペプチドを組み込んでいる。人やマウスに対しての有害性は低い (アレルゲンの可能性は低い)としているが、考えられないわけではない。
また、厚生労働省も、医薬品に位置づけられるものとの認識を示しており、厳重な管理下に置いて試験すべき性質のものであり、 開放系で栽培する性質のものではないはずだ。
今回の申請は、カルタヘナ法に基づく、生物多様性に係るものであるから、この点での評価はされない。
市民の監視と社会的な確認、疑問提起が必要である。

http://www.maff.go.jp/www/public/cont/20070515seisaku_1b.pdf
スギ花粉ペプチド含有イネ(7Crp, Oryza sativa L.)(7Crp#10)の生物多様性影響評価書の概要
http://www.maff.go.jp/www/public/cont/20070515seisaku_1c.pdf

 

北海道中央農試、イネの交雑は237メートルを確認 [ 2007年02月23日]

北海道中央農試、イネの交雑は237メートルを確認


「第1種使用規定承認組換え作物栽培実験指針」は、平成18年3月に改正され、イネの交雑防止のための隔離距離を30メートルとしました。 (それまでは、20メートル)
 これに基づいて、屋外での試験栽培は行われていましたが、北海道の中央農業試験場生産システム部が行った交雑検証のための試験では、 237メートルまで交雑が確認されました(平成18年度の実験)。
 この試験結果のみで考えれば、30メートルの隔離距離はあまりにも短いことが明らかです。これまで、 有機農業生産者や遺伝子組み換え問題に取り組む市民団体等から、この交雑防止のための隔離距離が現実的ではないと指摘されてきましたが、 このたび、北海道の公的な機関での試験結果が公表されたことで、この指摘が的はずれなものではないことが明らかになりました。
 北海道中央農業試験場の試験については、「交雑しやすい状態にあった」としていますが、 現実に237メートルの交雑が起こりうることを示したことには変わりありません。
 今後、追試等を行うにしても、これから行われる試験栽培については、当面、現在の30メートルではなく、可能性のある距離以上をとるか、 実験そのものを中断すべきだと思います。

農林水産省の農林水産技術会議は、この試験結果を真摯に受け止めてほしいものです。

なお、この試験は、北海道の「遺伝子組換え作物の栽培等による交雑等の防止に関する条例」に基づき行われたもので、「北海道食の安全・ 安心委員会遺伝子組換え作物交雑等防止部会」の平成18年度第1回部会で資料提出、協議されました。


北海道 遺伝子組換え作物交雑等防止部会
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/shs/shokuan/gm-bukai.htm

平成18年度遺伝子組換え作物交雑等防止検討調査事業成績書
他家受粉による交雑に関する調査(イネ)
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/NR/rdonlyres/5F218264-F5FC-46AB-AADA-C5593EB167EE/0/gmbb12gmkouzatuchousaine.pdf

 

中国産未承認GMライスで、お菓子を回収だが、消費期限過ぎ [ 2007年02月15日]

読売新聞、毎日新聞各インターネットニュース2007年2月15日付によると
福島県の発表で、福島県伊達市の菓子製造業「不二屋食品」が、2006年12月から2007年1月31日までに製造した大福に、 中国産の未承認遺伝子組み換え米が混入していたとして、自主回収するという。
しかし、すでに消費期限は過ぎている。
10種類を1日1万個製造し、九州を除く33都道府県に出荷していたという。

2007年2月15日現在、福島県、不二屋食品、厚生労働省のホームページに該当の情報は発表されていない。

結局、このような事態になるのだ。一度環境中に出てしまった遺伝子組み換えの植物を再び回収することは極めて困難である。 いまだ中国でさえ商業栽培が認められていない実験段階のものが、このような形で輸入され、加工され、 知らず知らずのうちに私たちの口に入っている。そうして、安全性には問題がないと言い張る。自主回収といいながら、 既成事実だけが積み重なっていく。
不二屋食品を責めるつもりはない。しかし、新聞報道(ネットではあるが)されたあとも、関係者である同社、それから、 どこかは知らないが輸入業者、福島県、厚生労働省からは情報が出されない。
私たちは無鉄砲な科学者、企業などによる壮大な人体実験と生態系の実験にこうしてつきあわされていく。

不二屋食品(ブランドはフジモア)
http://www.fujimore.co.jp/

福島県
http://www.pref.fukushima.jp/

福島県食品衛生、食の安全のサイト(食品安全グループ)
http://www.pref.fukushima.jp/eisei/syokuan/syokuanindex.html

厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/

厚生労働省遺伝子組み換え食品ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/topics/idenshi/index.html

読売新聞記事
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070215i512.htm

毎日新聞記事
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070216k0000m040064000c.html


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